2級 · 学習コラム
英検2級の模試の復習方法|間違いを分類して次の1回に生かす
2級の模試を解きっぱなしにしない復習手順。語彙・読解・要約・英作文の直し方と、翌日から1週間の学習例、復習メモの記入例を紹介します。
英検2級の模試は、正答数を確認した後の使い方で学習内容が変わります。すぐ次の回に進む前に、間違いを「知識」「読み方」「時間」「書く内容」に分け、次の一回で変えることを決めましょう。ここでは当サイトのオリジナル筆記模試を例に説明します。
まず、時間を測った結果を残す
解き終えたら、答えを見る前に、未解答の問題、迷った問題、各パートにかかった時間を記録します。正解でも根拠が曖昧だった問題は復習対象です。逆に、解説を読めばすぐ分かる誤答でも、なぜ試験中に選べなかったかを確認します。
時間を測らずに教材を調べながら解いた回と、本番に近い条件で解いた回は区別してください。解いた条件が違う結果を単純に比べても、何が改善したかが分かりにくくなります。2級の時間配分の記録表に予定と実測を残せます。
誤答を四つの原因に分ける
| 原因 | 具体例 | 次にする練習 |
|---|---|---|
| 知識が足りない | responsible forの組み合わせを知らない | 短い例文で確認し、答えを隠して再挑戦 |
| 読み方を取り違えた | 検討中なのに決定済みと読んだ | 根拠の文と選択肢のずれを説明 |
| 時間が足りない | 語彙で止まり英作文が未完 | 区切り時刻を決めて別の回で検証 |
| 書く内容が足りない | 理由が二つとも同じ内容 | 違う観点でメモを作り書き直す |
一つの問題に原因が二つあってもかまいません。「長文だから苦手」とまとめるより、修正できる行動まで落とします。正答数だけでなく、同じ原因の間違いが減ったかを見るための分類です。
語彙と読解は、根拠を自分の言葉にする
語彙では、正答だけでなく、文のどこがその語を求めていたかを確認します。知らない選択肢をすべて同じ量で暗記するより、まず今回の意味と文脈を押さえましょう。2級の単語学習に、使い方まで確認する例があります。
読解では、根拠になる一文と正答を並べ、同じ意味の言い換えを見つけます。誤答は「主語が違う」「一部を全部に広げている」「本文にない」のように分類します。2級の長文読解で短い文章から練習できます。
復習メモの例は「図書館の延長を検討中→決定したと誤読。consideringとnot yetを確認。次回は予定・決定の表現に印」です。正解番号だけのメモより、次に使う読み方が残ります。
要約と英作文は、別の基準で書き直す
要約は、原文の主要な内容が残っているか、条件や因果が変わっていないか、原文にない意見を加えていないかを確認します。模範解答と同じ語句でなければ誤り、とは判断しません。要約の練習問題を使い、要点が対応しているかを比べてください。
意見論述は、問いに答えたか、理由2つが異なるか、それぞれ説明されているかを先に見ます。その後で文法・語彙・語数を確認します。英作文の書き方には、理由と具体例を展開する例があります。書き直しでは元の答案も残し、何を直したかを見えるようにしましょう。
翌日から1週間の復習例
これは学習の組み立て例であり、1週間で合格することを約束する計画ではありません。時間が少ない日は、小さな単位に分けて続けます。
- 当日:正答数・未解答・所要時間を記録し、優先して直す原因を二つ選ぶ。
- 翌日:選んだ語彙・読解の問題を、解説を隠して解き直す。
- 3日目:要約か英作文を一題書き直し、修正前と比較する。
- 4〜5日目:同じ弱点を扱う短い練習問題に取り組む。
- 6〜7日目:別の回を解き、同じ原因で止まったかと時間配分を比べる。
同じ模試を解き直して正答数が増えても、答えを覚えた影響があります。復習の確認には使えますが、初見で解く力が同じだけ伸びたとは判断せず、別の回でも試しましょう。
PDFを使うと、問題と記録を分けやすい
各回のページには、問題用紙・解答用紙・解答解説の3種類のPDFがあります。問題用紙に根拠や迷いを書き、解答用紙に答案を残し、解答解説で確認すると、どこで判断を変えたかを追えます。PDFの利用には無料会員登録・ログインが必要です。
次の模試は2級の模試一覧から選べます。当サイトの筆記模試の結果だけでは、リスニング・面接を含む総合力や公式CSEスコアを判定できません。公式の形式確認や音源の練習は英検公式の2級過去問・試験内容も併用してください。
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